Record China 2017年3月8日(水) 12時50分
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7日、中国のネット上に日本のそば店での体験をつづった旅行記が掲載された。
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2017年3月7日、中国のネット上に日本のそば店での体験をつづった旅行記が掲載された。
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私たちは金閣寺を出た後、グーグルマップを見ながらミシュランガイドに掲載された伝説のそば店に行った。この店のメニューに書かれている字はまるで草書体のようで、頭が痛くなった。読めたのは「冬季限定」の字だけだったのだ。隣の席の客が、助けが必要かと尋ねてくれた。店員ではなくてお客さんがそうしてくれたんだ!このお客さんは英語でメニューを説明してくれ、日本酒は指で塩を少し入れてから飲むのだと細かく教えてくれた。そしてそばは、まずわさびをすりおろしてからつゆの中に入れ、箸でそばを挟んでつゆと一緒に食べるのだと実演して教えてくれた。それから運ばれてきたおかずについても紹介してくれたのだ。
私たちが注文したのは、普通のざるそばと冬季限定の鴨南蛮だ。食べる前にいつも通り写真を撮っていたら、店員から中国語で「早く食べるように」と言われた。そうでないと食感が悪くなるというのだ。実際、ざるそばはとてもおいしかった。でも鴨南蛮で最大の敵となったのがあの「ねぎ」だ。私はねぎが大嫌いなので、無理やり飲み込んだ。
ざるそばを食べ終わった後、店員はそば湯の入った急須を出してきた。そば湯をつゆの中に入れて飲むというのだ。試してみたところ、これがなかなかおいしかった。お勘定の時、1人のおじさんが私たちのところに来て、中国語で「最近はどうですか?」と聞いてきた。最初は意味がよく分からず、2秒ほどぼーっとしてから「おかげさまで」と答えた。
店を出て私たち2人は「ふう〜」と息をついた。伝統的な日本料理の店で食事をするのは本当に疲れることだ。正座の姿勢を保ち、常に食事作法を注意しなければならない。同時に、親切なお客さんと熱心な店員に対して同じような熱意で答え応じ、感謝を示さなければならないのだ。日本に来る前、定住するのと比べると日本旅行はずっと幸せだと聞いていた。私たち2人は店員の立場になって考えてみたが、1日の仕事で何度もお辞儀をしなければならないことを思うと、本当に疲れることだと思った。(翻訳・編集/山中)
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