2008年3月28日、先の台湾総統選挙で圧勝した国民党の馬英九氏は27日、次期副総統の蕭萬長氏とともに李登輝元総統を訪問。今後の閣僚人事やアジア情勢について話し合いを持ったと見られる。台湾の「東森新聞」からの転電として「網易新聞」が報じた。

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馬氏が李元総統と再会するのは8年ぶり。27日午後4時半、馬蕭両氏は翠山庄の李登輝氏を訪問。李氏は夫人とともに玄関前で両氏を出迎え、4人そろって取材陣のカメラに応えたのち屋内に入った。李氏と馬蕭両氏の会談は1時間以上に及んだが、その中身については、今後の政局やアジア情勢、閣僚人事について経験豊かな李氏に馬蕭両氏が意見を求めたとの見方が有力。

会談終了後のインタビューで、馬氏は李元総統から多くの励ましと助言を受けたと話し、李氏が先日日本のメディアに対して馬氏を「正直で清廉な人物」と評価したことについて「とても興味深い」との感想を語った。（翻訳・編集/本郷）