人民網日本語版 2017年3月15日(水) 17時20分
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巷にはますますネット通販が浸透している。便利である上、安いことがメリットのネット通販だが、返品するケースも少なくない。
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巷にはますますネット通販が浸透している。便利である上、安いことがメリットのネット通販だが、返品するケースも少なくない。山東省臨■(■はさんずいに緇のつくり)に住む蘇さん(女性)によると、彼女の妹が先日、彼女のためにネット通販大手の「京東商城」でキャリーバッグ2個を購入してくれたのだが、実際に蘇さんの元に届けられたのは、ネームタグ2個だけだったのだという。不思議に思い、注文履歴を調べてみると、なんとキャリーバッグは誰かによっていつの間にか返品されていることが判明したのだ。中国網が伝えた。
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蘇さんは、「3月6日昼、宅配スタッフが電話をかけてきて、商品を家まで届けたと告げた。帰宅すると、玄関先にはネームタグ2個しか届いていなかった。400元以上かけて購入したのはキャリーバッグで、ネームタグではない。そこで宅配スタッフに確認すると、配送伝票には売り切れと表示されているという回答だった」と語った。
しかし、注文品と到着した物品が一致しないため、蘇さんは受け取りを拒否した後で、京東商城に連絡して事の次第を話した。だが、カスタマーサービス担当者からの回答は「荷物は確かに出荷され、付近の物流所まで届いている」というものだった。
しかも京東のカスタマーサービスは蘇さんからの連絡を受けたその日のうちに、彼女が注文した商品が「返品」状態になっていることまで調べあげた。そこで彼女は再度、宅配スタッフに詳細を問い詰めると、ようやく蘇さんがお金を使いすぎていると感じたため、勝手に返品手続きを行ったことを認めた。
蘇さんは、「私は宅配スタッフのお金を使って購入したわけでもない。宅配スタッフの仕事は注文品を届けて注文書と照合することであり、顧客のお金の使い方をとやかく言う権利はない。彼は多少出しゃばりが過ぎた」と話した。
最終的に、蘇さんの度重なる要求にこたえる形で、11日には宅配スタッフが彼女の注文したキャリーバッグを自宅に届けたという。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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