人民網日本語版 2017年3月17日(金) 11時20分
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太平洋津波警戒・減災システムのための政府間調整グループ南シナ海エリア作業チーム第6回会議がこのほど、上海市で開かれた。資料写真。
太平洋津波警戒・減災システムのための政府間調整グループ(ICG/PTWS)南シナ海エリア作業チーム第6回会議がこのほど、上海市で開かれた。新華社が伝えた。
同会議はデータ共有、南シナ海エリア津波警戒センターの実用化、地域津波警戒研修などの重要な決議を採択した。中国の国家海洋局が設立を担当する南シナ海エリア津波警戒センターが、年末にも実用化に向け試験運用を開始する見通しとなった。
南シナ海周辺の各加盟国は同会議で、ビッグデータの共有を拡大し、南シナ海エリア地震津波コア観測ネットワークを構築し、南シナ海エリア津波警戒・減災システムの建設支援に用いることで合意した。また各国がデータ共有に用いる地震・水位観測所リストを作成し、今後の同エリアにおけるデータ共有の指導に用いることになった。同会議ではまた、中国が南シナ海エリア地震水位データ共有プラットフォームを構築し、各加盟国にデータ共有サービスを提供することを決定した。(提供/人民網日本語版・編集YF)
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