韓国を訪れる中国人観光客は昨年の半分以下?日本人も「渡航注意」が打撃に―中国メディア

Record China    2017年4月14日(金) 8時20分

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13日、環球網によると、今年韓国を訪れる中国人観光客が前年の約半分の400万人程度にとどまるとの予測が韓国で出ている。写真は仁川国際空港。

2017年4月13日、環球網によると、今年韓国を訪れる中国人観光客が前年の約半分の400万人程度にとどまるとの予測が韓国で出ている。

韓国統計当局の統計によると、昨年の訪韓外国人は1741万8000人余りに上り、最多を占めたのは約826万8000人に達した中国人観光客だった。ただ、韓国・KBSテレビは12日、「高高度防衛ミサイル(THAAD)に対する報復措置の影響で今年3月の訪韓中国人観光客は前年同月に比べ39.4%減った。中国の『訪韓禁止令』発令後の3月16日から4月9日にかけては63.6%の減少となった」と指摘。この勢いが続けば今年の訪韓中国人観光客は約400万人に落ち込むとの見方が出ているという。

中国人観光客の激減に関して韓国・聯合ニュースは「現在の韓国にとっては観光客送り出し国を増やすことが重要だ」と指摘しており、韓国観光公社は中国以外の国・地域からの誘致目標を昨年の917万人から1120万人に拡大した。うち、日本からは300万人を目指すとしているが、記事は日本政府が11日に行った韓国渡航に関する注意喚起が「韓国にひどい衝撃を与えた」と伝えている。(翻訳・編集/野谷

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