「中国皇帝の秘薬」雪蓮花の保護協会発足―新疆天山

Record China    2006年8月4日(金) 15時38分

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雪蓮花は特に冷え性、滋養強壮、更年期障害、アレルギー等の体質改善、精力増強などに効果があるといわれる。

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2006年7月31日、新疆(しんきょう)天山雪蓮花(せつれんか)保護協会が設立された。新疆天山の雪蓮花は古来「中国皇帝の秘薬」と呼ばれ、朝鮮人参をはるかに越える効果があり、身体のあらゆる部分の健康維持・回復に効果があるとされる。しかしこの植物の成育量はきわめて少ないため、法律を犯して採取する業者が後を絶たない。毎年7〜8月は新疆天山の野生の雪蓮花が満開になる時期だが、10年前標高2800mで一面に広がるのが見られた雪蓮花が、現在は3600mまで行かないと見られなくなったという。専門家の話によると、もし今保護しなければ20年たたないうちに、この貴重な種は地球上から消えてなくなる危険性が高いとのこと。雪蓮花は現在、中国の絶滅危惧植物に認定されている。新疆天山雪蓮花保護協会は、今後様々な手段を用いて社会の関心を引くつもりだ。

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