<チベット>「なぜこの時期に暴力事件が起こされたのか?」=中国の専門家が分析

Record China    2008年4月1日(火) 21時31分

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31日、チベット自治区ラサで発生した騒乱に絡み、中国チベット学研究センターの専門家は、「ダライ集団はなぜこの時期に暴力事件を策動したのか?」について意見を述べた。写真は同センター。

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2008年3月31日、チベット自治区ラサで発生した騒乱に絡み、中国チベット学研究センターの専門家が新華社の取材で、「ダライ集団はなぜこの時期に暴力事件を策動したのか?」について意見を述べた。中国新聞ネットが伝えた。

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中国チベット学研究センターのラックパピンツォ氏は、「59年3月10日のチベット蜂起からダライ集団は毎年この日を『記念日』と位置づけ、その年の情勢に合わせた分裂破壊活動を行ってきた」と指摘した上で、今年が例年より大規模になった原因を3つ述べた。

まず1つ目は「北京五輪の開催」、2つ目は「中央との話し合いに“実質的”な進展が見られないこと」、そして3つ目は「ダライラマ14世が昨年6回目の年男となる72歳を迎え、『今年こそ解決を』という機運が高まったこと」を挙げた。さらに「ダライは昨年欧州各国を訪問した際、チベット問題と五輪を結びつけるよう呼び掛けた」とも批判した。

これらの要因が相まって「チベット青年大会」など5つの「チベット独立派組織」が北京五輪を利用して大規模な抗議、破壊活動を起こした、と総括した。(翻訳・編集/NN)

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