<華南トラ><続報>「ビデオはフィクション」=共謀の観光会社長、ねつ造を否定―湖南省

Record China    2008年4月2日(水) 6時52分

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1日、絶滅が危惧される「華南トラ」のビデオ映像ねつ造事件で、首謀者の1人である観光開発会社の社長が新聞社の取材に応じ、「ビデオはねつ造ではなく、単なるフィクション」と語った。写真は瀋陽市で保護されている本物の華南トラ。

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2008年4月1日、湖南省平江県でほぼ絶滅に近い状態にある「華南トラ」のビデオ映像がねつ造された事件で、首謀者の1人である観光開発会社の社長が新聞社の取材に応じ、「ビデオはねつ造ではなく、単なるフィクション」と語った。広州紙「南方都市報」が伝えた。

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観光開発会社の盛建華(ション・ジエンホア)社長は「平江県は全国で最も砂漠化が激しい地域で観光資源にも乏しい。そこで県の観光局と話し合い、戦略を練ることになった」と事件の背景を語った。

だがビデオの件は「ねつ造ではない」と否定。「他の有名な観光地にも根拠のない伝説はたくさんある」とした上で、「知名度を上げるための創作は、観光業では当たり前のこと。平江県でも何か話題性を作ろうと思った」と単なるフィクションであったと強調した。

この事件は同県のテレビ局記者である呉華(ウー・ホア)が先月19日、ビデオで撮影した「華南トラ」を公開したが、後の調査で県内のサーカス団が飼育している東北トラを連れ出して撮影したものだと判明。関係者に重い処分が下っている。(翻訳・編集/NN)

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