ロッテ苦肉の策の中国広告、ネットで揶揄する声拡大「本当に書きたかったのはこの言葉」―中国メディア

Record China    2017年3月28日(火) 8時40分

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27日、在韓米軍への高高度防衛ミサイル配備用地を提供したため、中国から報復を受けているロッテグループが、ソウルのロッテ百貨店などに「理解するので、待っています」と書かれた広告を出したことについて、中国のネット上では揶揄する声が広がっている。資料写真。

2017年3月27日、網路新聞聯播によると、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備用地を提供したため、中国から報復を受けているロッテグループが、中国人観光客が多いソウルのロッテ百貨店などに「理解するので、待っています」と書かれた広告を出したことについて、中国のネット上では揶揄する声が広がっている。

ロッテが苦肉の策として出した「理解するので、待っています」の広告は、逆に中国人の逆鱗に触れてしまった。ある中国のネット利用者は、短文投稿サイト・微博(ウェイボー)に「理解するので、ではなく『お金が必要なので』だろう。それなら誠実だと信じられる」と書き込んだ。これに対し「いいね」を押した人の数は2万人を突破した。

ロッテにとって中国は、グループ全体の売上高の1割を占める重要市場。ロッテ幹部は「万が一THAADをめぐる問題が収まらなかったら、中国事業から撤退する可能性もある。そうなれば損失は10兆ウォン(約1兆円)に達する恐れもある」と語った。

ロッテグループ参加のスーパー、ロッテマートは中国67店舗のうち9割近くが営業を停止している。(翻訳・編集/大宮)

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