<清明節>小学生の3割が墓参りに反対、「資源の無駄」―広東省広州市

Record China    2008年4月3日(木) 10時56分

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1日、ある調査で広州の小学生の約3割が「清明節」のお墓参りについて“懐疑的”な見方をしていることがわかった。その理由は「環境にやさしくない」「資源の浪費」など。写真はお墓参りをする学生。

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2008年4月1日、広州少年宮と調査会社の「圓鴻康市場研究諮詢有限公司(会社)」が共同で広州市の小学生507人に対し調査を行った結果、約3割の子供が「清明節」のお墓参りに“懐疑的”なことがわかった。広州市の「新快報」が報じた。

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「清明節」は祖先の墓を参り、墓を掃除する中国の伝統的祭日。調査の結果、85.89%の子供がお墓参りを自分自身と関係のあることだとして、先祖や親族に対する思いやりの現れだと答えた一方で、8.97%の子供はお墓参りを自分と関係のあることかわからないと答えた。さらに、5.12%の子供は「清明節」もお墓参りも自分とは無関係だと答えたという。

また、30.76%の子供が伝統的なお墓参りに懐疑的で、その理由は「環境にやさしくない」「資源の浪費」などで、「墓地が増えればいずれ土地がなくなってしまう」「紙銭を燃やすことも火事の原因になる」のほか、「死者は記憶の中に留めておけば良い」「お墓参りは単なる儀礼的なもの」「迷信にすぎない」などの回答もあったという。(翻訳・編集/岡田)

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