「期限切れ粉ミルク」で赤ちゃん危篤=産婦人科で購入―四川省瀘洲市

Record China    2008年4月3日(木) 20時32分

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2日、四川省瀘洲市内の人民医院で生まれたばかり男の赤ちゃんが、母親が産婦人科で購入した粉ミルクが原因で下痢を起こし、危篤状態に陥っている。問題の粉ミルクは、賞味期限が切れていた。写真はスーパーの粉ミルク売場。

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2008年4月2日、四川省瀘洲市内の人民医院で生まれたばかり男の赤ちゃんが、母親が産婦人科で購入した粉ミルクが原因で下痢を起こし、危篤状態に陥っている。問題の粉ミルクはあろうことか、賞味期限が切れていた。華西都市報が伝えた。

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この赤ちゃんの母親は先月16日、3650グラムの元気な男の赤ちゃんを出産した。すると産婦人科の医師が「病院推薦の粉ミルクを買わないか」と尋ねてきたので、一番高い1袋(200g)20元(約280円)の「味全」ブランドの粉ミルクを買った。

ところが翌17日から赤ちゃんは激しい下痢に襲われ、19日には危篤状態に。急いで大学病院に移送され、20日には退院するまでに快復した。だが喜びもつかの間、両親は原因が分からなかったため、退院後再び粉ミルクを赤ちゃんに与えてしまう。するとまたしても赤ちゃんは下痢で病院に搬送され、危篤状態に陥ってしまった。

ここで初めて粉ミルクを調べた両親は、期限切れであることを発見。すぐに工商局に通報した。その後の調べで人民医院の倉庫からは、賞味期限切れの粉ミルクが多数見つかった。赤ちゃんは現在も危篤状態から脱していないという。(翻訳・編集/NN)

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