人口十数億人の中国にはなぜサッカー少年がほとんどいないのか?元中国代表の意見に中国ネット「コネ社会が問題の根本原因」

Record China    2019年5月19日(日) 23時0分

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18日、央視財経は、人口が十数億人の中国でサッカー少年が少ない理由について元中国代表選手にインタビューした内容を紹介した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は中国のサッカー少年。

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2019年5月18日、央視財経は、人口が十数億人の中国でサッカー少年が少ない理由について元中国代表選手にインタビューした内容を紹介した。

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インタビューに答えたのは、元中国代表で、イングランドのマンチェスター・シティでのプレー経験もある孫継海(スン・ジーハイ)氏。インタビュアーの「わが国は十数億人の人口なのに、なぜサッカーができる子どもがあまりいないのか」との質問に対し、孫氏は逆に、「あなたに子どもがいたとして、子どもにサッカーをさせるか?」と聞き返した。

孫氏は、中国国内のサッカー環境において、多くの親は子どもにサッカーのプロ選手の道を歩ませることより、勉強させることを選ぶという現実を指摘。「中国は13億人の中から選んでいるわけではなく、サッカー人口は日本や韓国より少ない」と分析した。

これに対し、中国のネットユーザーから「この討論に意味はない。中国以外の世界60億の人口の中で卓球のできる人は何人もいないのだから」「では中国女子サッカーはどう説明するのだ?」などのコメントが寄せられた。

また、「親が子どもにサッカーをさせないのだから、反省すべきは親であってサッカー協会ではないという意味だ」と、責任転嫁しているのではないかとの意見や、「サッカーがうまくてもリストに入れない。入れるのはコネがある人。コネ社会が問題の根本原因だと思う」という指摘もあった。(翻訳・編集/山中)

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