「宿舎は1部屋15人以下」、出稼ぎ労働者の待遇改善ハンドブックが登場―中国

Record China    2008年4月4日(金) 11時8分

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2日、北京市建設委が「建設現場の安全基準ハンドブック」を関連企業に配布した。今後は労働者の実名管理が義務付けられ、タイムカード導入が求められる。写真は北京の出稼ぎ労働者用宿舎。

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2008年4月2日、北京市建設委員会が「建設現場の安全基準などに関するハンドブック」を作成し、関連企業に配布した。今後は労働者の実名管理が義務付けられ、タイムカード導入などが求められる。新華社通信(電子版)が伝えた。

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今回新たに作成されたハンドブックでは、労働者が寝泊りする宿舎について、「一部屋15人以下」「水洗または仮設トイレを設置すること」「食堂は衛生許可証を取得していること」「最低20人に1か所のシャワーを確保すること」など生活環境改善のための規定が盛り込まれた。

労働者の安全についても、「高所では命綱を使用すること」「現場ではヘルメットを着用すること」など事故防止のための具体的な指示が書かれている。給与問題に関してはタイムカードを導入し、口座振込みで未払いなどの問題が発生しないよう求められた。(翻訳・編集/NN)

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