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3日、中国の航空用燃料供給を独占する中国航空油料集団公司(中航油)が、08年4−6月期の航空用燃料の販売価格を1−3月より1トン当たり80元引き下げて6100元とすることを決めたことが分かった。写真は北京首都国際空港。
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2008年4月3日、3日付新京報によると、中国の航空用燃料供給を独占する中国航空油料集団公司(中航油)は、08年4−6月期の航空用燃料の販売価格を1−3月より1トン当たり80元引き下げて6100元とすることを決めた。中航油では07年から四半期ごとに航空用燃料価格の見直しを行っているが、値下げは07年10−12月期以降で初となる。
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航空関係者によると、08年以降の国際原油高で、中航油が航空用燃料の海外での買い付けを減らし、国内からの調達を増やしたことが、買い付けコストの縮小につながったとみられる。
中国民用航空総局(民航総局)の07年9月の統計によると、国内航空会社のコストに占める燃料費の割合は44%。今回の値下げにより、航空業界全体で2億−3億元のコスト削減が見込めるとの試算もある。(翻訳・編集/HI)
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