香港の資格剥奪の「反中議員」、台湾・チベットの独立派と接触=香港紙は社会への影響を指摘

Record China    2017年4月12日(水) 18時50分

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昨年10月に開会した香港立法会の宣誓時に、反中的な発言を行い規則違反とみなされ議員資格を剥奪された梁氏と游氏に関して、香港では台湾やチベットの独立派と接触し「独立思想を広めている」との報道が見られている。写真は香港。

昨年10月に開会した香港立法会の宣誓時に、反中的な発言を行い規則違反とみなされ議員資格を剥奪された梁頌恒(リアン・ソンヘン)氏と游●禎(ヨウ・フイジェン、●は草かんむりに恵)氏に関して香港では台湾やチベットの独立派と接触し「独立思想を広めている」との報道が見られている。香港メディアの報道をまとめ環球時報が12日付けで伝えた。

梁氏と游氏は立法会の宣誓時に「香港は中国の一部ではない」と香港の憲法に当たる基本法に反する垂れ幕を掲げ、「支那」といった表現を用いたため宣誓無効と判断され、香港の高等法院(高裁)は議員資格の取り消しを下した。両氏は終審法院(最高裁)に上訴しており、今年8月下旬に上訴の受理について審議が行われる予定だ。

両氏に関して香港・東方日報は11日、台湾の政党・時代力量に所属する独立派の立法委員、林昶佐(フレディ・リム)氏は9日深夜、自身のフェイスブックに梁・游両氏と一緒に「HONG KONG IS NOT CHINA」と書かれた横断幕を掲げた写真を掲載し、両氏と意見交換したとの内容を紹介し、10日には両氏が所属する政党「青年新政」はフェイスブックの公式アカウントで、両氏が先週台湾で開かれた、チベット・香港・台湾の独立派人士が参加する会議に出席したと明かし、香港独立には外部で盟友を探す必要があると書き込んだと報じた。

さらに、香港紙・大公報は11日の記事で、同会議が3日間にわたり開催され、9日の閉会後に代表者が「共に中国に対抗する」と台湾メディアの取材で述べたと伝えた。大公報はこうした独立運動に対して「香港は独立を受け入れない。独立思想が社会や若者の間でまん延すれば香港に害をなす」とし、当局に独立を取り締まる関連法の制定を求めた。(翻訳・編集/内山)

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