中国国際貿易促進委員会と日本国際貿易促進協会が共同で主催する「2017中日産業協力フォーラム」が11日に北京で開催。中国工業・情報化部中国製造工業4.0研究所の王喜文所長は、「以前は、日系企業が中国で資金を投じて工場を設置するのは生産コストを削減するためだったが、今後は『made in China』から『made with China』へと舵を切らなければならない」と指摘した。
王所長は、日系企業がその移行を実現するための方法として、▽中国企業や市場と協力して共にイノベーションを行う▽中国企業と連携して研究・開発を展開し、企業立ち上げ初期の段階で産業マッチングを実現し、外資系企業の収益率を向上させる▽中国企業と共同で『一帯一路』(the belt and road)沿線国の市場を開拓し、国際産業能力の協力を展開する―の3つを挙げた。
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