Record China 2017年4月14日(金) 17時10分
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13日、米ユナイテッド航空の乗客引きずり降ろし騒動をめぐり、機内での動画撮影が物議を醸している。
2017年4月13日、中国新聞網によると、米ユナイテッド航空の乗客引きずり降ろし騒動をめぐり、機内での動画撮影が物議を醸している。
記事は米華字メディア・美国中文網の報道を引用し、航空機内での動画撮影の問題点について触れている。これによると、同航空の電子デバイス使用に関する規則では、乗客は個人の行為を記録するという前提で機内での写真・動画撮影が認められているが、他の乗客や乗組員の許可なしに他人を撮影することは禁止されている。このため、機内で他人の行動を撮影した乗客は規則違反を犯しており、民事訴訟や同航空機への搭乗拒否といった措置を受ける可能性があるという。
ただ、専門家からは「同航空が撮影者に対して行動を起こすことはないだろう」との指摘が出ている。記事は、国際航空運送協会(IATA)の広報担当者が「機内で動画を撮影した乗客が起訴されたという話を聞いたことがない。乗客たちはしばしば写真や動画を撮影し、SNSに掲載している」と語り、フロリダ州タンパ市の弁護士が「すでに評判を大きく落としている中、撮影者を起訴すればさらにイメージを悪化させるだけ」と説明したことを紹介している。(翻訳・編集/川尻)
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