Record China 2008年4月10日(木) 6時25分
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9日、東方航空“引き返し”事件で、21機のうち15機の飛行データがなくなっていたことがわかった。証拠隠滅のため、人為的にデータが消去された疑いが出ている。写真は東方航空の旅客機。
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2008年4月9日、航空機“引き返し”事件で「天候状態が原因」と繰り返してきた東方航空は、先日ついに事件が人為的なものだったことを認めたが、飛行データは「失くした」という。「成都商報」が伝えた。
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8日、ストライキを実行し目的地に到着せず、出発地の空港に引き返した、東方航空パイロットと乗務員など150人が、悪化した東方航空のイメージ払拭と、旅客を第一にしていくことを誓った。
東方航空雲南支社も運行の乱れにより影響を受けた利用者に1人400元の賠償金のほか、宿泊費など合計500元を支払ったが、東方航空の対応について利用者の不満はおさまらず、集団訴訟も起こされている。
事件の真相が明らかになっていく中で問題になっているのは、パイロットたちの“ストライキ”が組織的に、計画的に行われたのかということだ。調べによれば、引き返した21機のうち、天候が原因で引き返したものは、わずか7機。3月31日の18機のうち、13機の飛行データがなくなっており、4月1日の3機のうち、2機の飛行データがなくなっていた。証拠隠滅のため、意図的にデータを消去した疑いが出ている。
東方航空のあるパイロットによれば、「正常な情況では、人為的に削除しない限り、飛行データが消失するということは有り得ない」という。(翻訳・編集/岡田)
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