<チベット>02年から6回も!ダライ・ラマとの接触、公式に認める―中国政府

Record China    2008年4月10日(木) 9時6分

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9日、中国政府は02年以降、代理人を通じてダライ・ラマと接触を重ねていた。その間、ダライ側にチベット自治区を見学させるなど、中国は最大級の誠意を示してきたというが…。写真は中国共産党中央統一戦線工作部の斯塔副部長。

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2008年4月9日、チベット問題を主に扱う中国共産党中央統一戦線工作部の斯塔(スー・ター)副部長は、政府がこれまでに代理人を通じてダライ・ラマと接触を重ねていた事実を公式に認めた。「中国網」が伝えた。

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この日開かれた記者会見で斯副部長は、1979年から現在までに中央政府は20回以上もダライ・ラマが派遣する訪問団を受け入れてきたと発言。この中にはダライ・ラマの兄弟姉妹や親戚、側近も含まれていたことを明らかにした。同時に、02年からこれまでにダライ・ラマ本人が自ら選んだ代理人を中央政府に6回派遣していた事実も正式に認め、彼らに対して視察のためにチベット自治区への立ち入りも許可したと話した。

このように中国政府はダライ・ラマ側に「最大の誠意と極めて大きな忍耐」を払ってきたにもかかわらず、現在までチベット問題に何の進展も見られないのはダライ・ラマ側に誠意がないからだと斯副部長。ダライ一派がただちに一切の暴力犯罪活動を停止すれば、今後も対話の余地は残っているとつけ加えた。(翻訳・編集/本郷)

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