Record China 2008年4月11日(金) 0時26分
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9日、雲南省昆明の夫婦が、偶然手に入れた何度操作しても減らない「魔法の」携帯電話用リチャージカードを使い、電話会社に約570万円もの損失を負わせたとして懲役13年、罰金約70万円の判決を言い渡された。写真はリチャージカード。
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2008年4月9日、雲南省の昆明で1組の夫婦が、偶然手に入れた何度操作しても減らない「魔法の」携帯電話用リチャージカードを使い、電話会社に41万元(約570万円)もの損失を負わせたとして懲役13年、罰金5万元(約70万円)の一審判決が言い渡された。「都市時報」が伝えた。
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昆明市で携帯電話店を営む陳明応(チェン・ミンイン)、饒金桃(ラオ・ジンタオ)さん夫婦は昨年1月、700km離れた香格里拉(シャングリラ)でリチャージカードを買い付けた。そして昆明への帰り道、そのうちの1枚を自分の電話にリチャージ。だが何度操作しても「リチャージ失敗」のアナウンスが。
ところが後日、利用明細を見てビックリ。リチャージは「失敗」ではなく、操作した回数分きちんと入金されていた。夫婦は自分達の「幸運」に狂喜し、その後3か月間で計41万元(約570万円)を“荒稼ぎ”。だが結局電話会社の知るところとなり、窃盗罪で起訴された。
携帯電話とATMという違いはあるが、似たケースは06年の広州でも発生している。ATMの故障により、何度お金を引き出しても通帳に「1元(約14円)」としか記載されない「幸運」に乗じ、計17万5000元(約245万円)を引き出し、窃盗罪で起訴された事件だ。この事件では当初「無期懲役」の判決が下ったが、同情的な世論に押される形で懲役5年に減刑されている。(翻訳・編集/NN)
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