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フィリピンのドゥテルテ大統領はASEAN首脳会議で中国と南シナ海問題に言及しなかった。写真は中国艦艇のフィリピン訪問。
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2017年4月30日、参考消息網によると、フィリピンのドゥテルテ大統領は東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で中国と南シナ海問題に言及しなかった。「中国の勝利」と伝える海外メディアもある。
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29日、フィリピンのマニラでASEAN首脳会議が開幕した。オープニングではフィリピンのドゥテルテ大統領が演説したが、ASEAN諸国に「相互尊重と互恵による問題の平和的解決」を呼び掛けるにとどまり、南シナ海問題で中国を批判することはなかった。
ASEANにはラオス、カンボジア、タイという中国と深い関係にある国がいることから、ASEAN首脳会議で大々的に中国批判を行えば、分裂危機につながりかねない。これは独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)の分析だ。トランプ政権の東南アジア・南シナ海政策がいまだ不透明な中、中国が同地区における戦略的影響力を拡大させていると指摘した。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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