地下鉄構内のパフォーマンス行為、販売行為は最高5000元の罰金―天津市

Record China    2008年4月12日(土) 22時51分

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2008年4月11日、天津市では、地下鉄構内でのパフォーマンス行為、販売行為の取り締まりが強化され、最高5000元の罰金が処されることが分かった。写真は南京の地下鉄構内で歌う男性。

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2008年4月11日付で「北方網」が伝えたところ、天津市では地下鉄構内でのパフォーマンス行為、販売行為の取り締まりが強化され、最高5000元(約7万円)の罰金が処されることが分かった。

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天津市の地下鉄では、駅の構内でギターや歌などのパフォーマンスでお金を貰ったり、ハンバーガーなどのファーストフードを売ったりする若者たち「玩票」族がたむろしている。「玩票」は生計を立てるためではなく、独自の文化や趣味を追求するのが目的だ。

地鉄(地下鉄)運営部門は、「“玩票”は地下鉄の正常な運行を損なうおそれがあり、北京五輪を間近に控え、天津市地下鉄のイメージダウンになる」と指摘。こうした行為を徹底して取り締まり、違反者を発見した際には直ちに忠告、制止し、罰則を適用する意向を明らかにした。

具体的な取り締まり対象者の例として、以下のケースをあげている。午前9時、地下鉄「小白楼駅」の出入口階段でハンバーガーを売る少女がいた。人の往来が増えても、少女は自分から呼び掛けることもなく、MP3で音楽を聴いたり駅の様子を眺めたりしていた。

午後2時、地下鉄「営口道駅」に現れた20歳前後の少年2人組。少年らは駅構内の通路に座りこみ、ギターの弾き語りを始めた。前に置かれたギターケースには、通りかかった人が小銭を投げ込んでいく。20元(約280円)ほどのお金が溜まったようだったが、少年らは気にもせず、自分の歌声に陶酔しているようだった。

『天津市軌道交通管理規定(06年6月1日施行)』により、50元(約700円)以上5000元以下の罰金が処されることになる。(翻訳・編集/下妻)

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