毎年「5月20日」に婚姻届提出が殺到する理由―中国

人民網日本語版    2017年5月13日(土) 9時20分

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中国では毎年多くのカップルが「5月20日」と「5月21日」の2日間に婚姻届を提出する。北京市民政局によると、今年はすでに4000組が5月20日に婚姻届を提出できるよう予約を済ませているという。

中国語では「5月20日」と「5月21日」の発音が「愛してる」の発音と似ているため、毎年多くのカップルがこの2日間に婚姻届を提出する。北京市民政局によると、今年はすでに4000組が5月20日に婚姻届を提出できるよう予約を済ませているという。北京晨報が伝えた。

中でも海淀区や朝陽区、西城区、東城区など、中心地の区では、いずれも500組が予約を済ませており、当日は長蛇の列ができると予想されている。同局は、この4区を避けて、他の区の関連機関で予約を行う、もしくは他の日を選ぶようにとアドバイスしている。

中国では毎年、この2日間に婚姻届を出すカップルが、バレンタインデーと同じくらい多くなる。今年は5月20日が土曜日で、21日は日曜日のため公的機関が休みになることから、20日に予約が集中しているのではないかと見られている。

現在、婚姻届や離婚届は、戸籍のある場所でなくても提出できるため、北京市民は16区の中で最も都合の良い場所を選んで提出することができる。ただし、東城区、西城区、海淀区、朝陽区で提出するカップルが最も多い。東城区と西城区で提出するカップルが多い理由は、そこに思い出を持つ市民が多いからで、海淀区と朝陽区の場合は、結婚適齢期の若者が多く居住しているからだ。結婚を控えている王娟さん(34)は、「昨年、琉璃厰から引っ越した。今回は、生まれた街で結婚報告をしたいので、西城区で婚姻届を出せるよう予約した」という。

北京市民政局は、「快適かつスムーズに書類を提出してもらえるように、婚姻届を提出する予定のカップルはあまり人気のない区を選ぶか、それが無理なら他の縁起のいい日を選ぶと良い」と提案している。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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