公用車で小学生ひき殺した女性市長が解任―湖北省当陽市

Record China    2008年4月15日(火) 23時3分

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12日、公用車で走行中、小学生をひき死亡させたとして湖北省当陽市の範暁嵐市長が解任された。原因はスピード超過によるものと考えられる。写真は同市。

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2008年4月12日、中国共産党宜昌市委員会は小学生男児を公用車でひき、死亡させた湖北省当陽市の範暁嵐(ファン・シャオラン)市長を解任し、党による調査を開始した。13日、重慶晩報が伝えた。

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宜昌市紀律委員会の公式見解によると、範市長は3月17日7時20分頃、オフロード車で武漢・宜昌道路を走行中、横断していた小学校5年の男児をひき死亡させた。

現場の事情をよく知る人物によると、「範市長のスピードの出しすぎが事故の原因」だとみられる。それによると車両は男児に衝突したあと、10m以上進んでようやく停止したという。「時速120kmは出ていたのでは」と証言する。

事故を起こしたのは07年に任命された女性市長。事故の発生後、両親のもとに謝罪に訪れ、賠償金20万元(約280万円)を払い、2万元(約28万円)の慰謝料を支払い和解したという。

この事件を重く受け止めた党宜昌市委は範市長を12日付けで解任し、党による調査を開始した。また、範市長が運転したのは公用車であったことから、許可なく公用車に私用で乗ることを禁止した。(翻訳・編集/小坂)

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