Record China 2017年5月24日(水) 6時10分
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23日、中国のポータルサイト・今日頭条はサムスンのスマートフォンが中国市場でシェアを急速に落としている理由について分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はサムスンのギャラクシーS8。
2017年5月23日、中国のポータルサイト・今日頭条はサムスンのスマートフォンが中国市場でシェアを急速に落としている理由について分析する記事を掲載した。
記事は、世界市場における今年の第1四半期のサムスンのスマートフォンは、アップルを超えて再び世界一のシェアになったものの、中国市場に限ってみると、販売台数は350万台で60%減少、市場シェアも前年同期8.6%から3.3%に急落したと紹介した。
また、別の調査によると、昨年4月のサムスンの中国市場シェア率は6.8%だったが、今年4月には1.7%にまで減少。アップルもシェア率を下げて入るものの、10.9%を確保しており、違いが鮮明だという。
この理由について記事は、サムスンはミドルレンジのスマホが弱いためだと分析。アップルは旧型のスマホを安く販売することでミドルレンジのシェアをある程度確保しているが、サムスンはハイエンドではアップルに及ばず、ミドルレンジでは中国ブランドに及ばず、低迷しているとした。
このため、サムスンはミドルレンジのスマホとして今年3月にGalaxy C7 Proを投入。コストパフォーマンスは高いものの、高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備を巡る問題で売り上げを伸ばせなかったと論じた。
これに対し、中国のネットユーザーからは「サムスンのスマホを2台使ってアフターサービスを経験した結果、もう二度とサムスンは使わないことにした」「主な原因は、墓穴を掘ったこと、バッテリー爆発、THAAD、密輸品が多いことだと思う」などのコメントが寄せられた。
また、「サムスンだけじゃない。アップルもそのうち中国市場を失うだろう。中国メーカーの質が高すぎるからだ」との主張もあり、多くのネットユーザーが中国国産ブランドに対する自信を深めているようである。(翻訳・編集/山中)
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