Record China 2017年9月12日(火) 10時49分
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11日、訪韓したドイツのシュレーダー前首相が、韓国政府が推し進める元慰安婦のノーベル平和賞候補への推薦を支持した。写真はナヌムの家。
2017年9月11日、訪韓したドイツのシュレーダー前首相が、韓国政府が推し進める元慰安婦のノーベル平和賞候補への推薦を支持した。韓国日報などが報じた。
シュレーダー氏は11日、元慰安婦とその支援者らが共同生活する京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市の「ナヌムの家」を訪問、李容洙(イ・ヨンス)さん(89)ら元慰安婦4人と面会し、「(韓国)国会が慰安婦被害者のおばあさんたちをノーベル平和賞候補に推薦しようとしていると聞いた」と話した。
また、「戦争という悲惨な歴史の中で女性たちが犠牲になったという事実が胸に痛い。人権回復のため、過去の歴史ではなく未来の歴史をつづっておられるおばあさんたちは、ノーベル平和賞(受賞)の資格が十分にある」と強調した。さらに「おばあさんたちは、復讐(ふくしゅう)と憎悪からではなく、日本が歴史的に犯したことを認めることを望んでいると聞いた」とし、日本に対し「おばあさんたちが生きているうちに勇気を出して謝罪することを願う」と促した。
今回のシュレーダー氏のナヌムの家訪問は、氏の著書『ゲアハルト・シュレーダー自伝−文明国への帰還』出版を機に行われた。同書には、自身の首相在任時代、ドイツが行った蛮行を謝罪し「記憶・責任・未来」財団を設立して、被害賠償の先頭に立った記録などが盛り込まれているという。
この報道には韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、内容をみると、ドイツと比較して日本を批判するものが大半を占めている。コメント欄には、「安倍(晋三首相)よ、シュレーダー前首相の姿を見て学べ」「本当にここに来るべき日本の首相は来ないのに」「過去の過ちから学び発展する国と、そうでない国との違いが感じられる」「これがドイツと日本の違い」「ナヌムの家訪問は日本への政治的なメッセージだな」「過去を反省することを知っている勇気ある国と、そうでない国との違い」など、厳しい声が並んだ。(翻訳・編集/三田)
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