Record China 2020年12月1日(火) 17時40分
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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が中国製の新型コロナウイルスワクチンを接種したと、米シンクタンクの専門家が主張している。写真は中朝国境。
中国メディアの東方網は1日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が中国製の新型コロナウイルスワクチンを接種したと、米シンクタンクの専門家が主張していると報じた。
記事は、米シンクタンク、センター・フォー・ナショナル・インタレストの北朝鮮専門家ハリー・カジアニス氏が現地時間11月30日、金正恩氏が最近、中国から提供されたワクチンを接種したと、韓国・聯合ニュースが1日付で伝えているとした。
さらに、ロイター通信もこの情報を伝えているとし、「それによると、カジアニス氏は日本の情報筋の話として明らかにした。金正恩氏と一族、指導部内の複数高官は過去2~3週間に、中国から提供されたワクチンを相次いで接種したという。どの企業が開発しているワクチン候補が提供されたかについては不明だとしている」などと伝えた。
また、世界保健機関(WHO)の報告書によると、10月29日時点で、北朝鮮で新型コロナの感染が疑われる人は6173人、隔離された人は累計で3万2182人、PCR検査を受けた人は累計で1万2072人に上っているが、1人の感染も報告されていないとも伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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