Record China 2020年5月2日(土) 8時50分
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中国紙・環球時報の胡錫進編集長は29日、オーストラリアに対する批判的な発言をしたことについて「後悔していない」との見解を示した。
中国紙・環球時報の胡錫進(フー・シージン)編集長は29日、オーストラリアに対する批判的な発言をしたことについて「後悔していない」との見解を示した。
胡氏は27日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、「オーストラリア政府は最近、米国に追従して中国への非難が行き過ぎている」と批判。「オーストラリアはいつも同じこと(中国に対する非難)をしている。中国の靴の裏にくっついたガムに少し似ていると思う。時にはこすり落とすための石を探さなければならない」と述べた。
また、読者に対し、「米中関係が大幅に悪化すれば、オーストラリアと中国の関係は同じ程度悪くなるだろう。オーストラリアの米国への協力の度合いは英国のそれよりもはるかに大きい。新型コロナウイルスの流行の終息後、オーストラリアとビジネスをしたり、子どもをそこに留学させたりすることについては、より強くリスクを意識しなければならない」と注意喚起した。
そして29日、同氏は再び微博でコメントを投稿。「同僚から、私が2日前に微博で言った、オーストラリアは『中国の靴の裏にくっついたガム』のようだという発言が英字メディア、特にオーストラリアのメディアで話題になっていると聞いた。恐らく私はオーストラリア人を触発し、『彼らの感情を傷つけた』のだろう。しかし、私はこのように書いたことを後悔していない。この言葉を元のまま繰り返す」とし、「オーストラリアは中国の靴の裏にくっついたガムみたいだ」と改めて述べた。
その上で、「数年前に私が書いた社説でオーストラリアを(『張り子のトラ』と比較して)『張り子のネコ』と表現したこともオーストラリア人をとても不快にさせた。私は、中国はオーストラリアを怒らせたことがなく、これまでずっと友好的に接してきたと言いたい。オーストラリアの方が、最近喜んで米国の手先となり、米国に忠誠を尽くすために、絶えず中国を挑発しているのだ」と批判した。
そして、28日の中国外交部の記者会見で豪紙オーストラリアンの記者が「北京に住んでいるが、中国政府と駐オーストラリア中国大使を除き、中国人がオーストラリアを批判しているのを聞いたことがない」などと発言したことについて、「環球時報が長い間オーストラリアを批判しなかったことによるもの」と指摘し、「(記者会見を見ていて)笑いそうになった」とつづった。(翻訳・編集/毛利)
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