海峡を越えた離婚裁判!北京大卒のエリート女性が勝訴―中国

Record China    2008年4月17日(木) 0時44分

拡大

16日、台湾の男性と結婚した北京大学卒業のエリート女性が海峡を越えた離婚裁判に勝利した。この夫妻、結婚したのは2年前だが、たったの16日しか顔を合わせていなかったという。写真は北京大。

(1 / 4 枚)

2008年4月15日、台湾の男性と海峡を越えて結婚した、北京大学法学院を卒業したエリート女性。しかし、男性は女性の台湾への渡航手続きを怠ったため、二年間の婚姻関係のうち、16日しか顔を合わさなかった。そこで女性は離婚訴訟を起こした。台湾高等裁判所は離婚を成立させるとともに、男性に対して女性への賠償金50万元(約700万円)の支払いを命じた。15日付で、中国新聞網が伝えた。

その他の写真

台湾の連合報によると、二人は05年桂林のホテルで結婚式を行い、現地で入籍した。しかし、男性は入籍後5日で台湾へ。その後も妻の台湾への渡航渡手続きを行う素振りを見せながらも怠り、妻に会いに海峡を渡るものの滞在期間はたったの2〜3日。合計16日しか顔を合わさなかった。女性は「騙された」として男性を台湾の裁判所に告訴した。

女性の提出資料によると、男性は何度も結婚した記録があった。女性は「若い女性の気持ち」を精神的に傷つけたとして400万元(約5600万円)の賠償金を求めた。

裁判所は男性には結婚した以上、女性と生活する義務があるが、男性にはその姿勢が見られないとし、また、「結婚への憧れ」を打ち砕かれた女性の精神的ショックは大きいとして、男性に50万元の賠償金支払いを命じた。海峡を越えた離婚裁判は女性が勝訴した。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携