2008年4月16日、新華社の報道によると、国家安全生産監督管理総局の王徳学（ワン・ダーシュエ）副局長は「経済の急速な発展期にある中国は、同時に生産現場の事故の多発期でもある」との危機意識を披露。事故発生時に関係部門がスムーズに連携して対策を講じるよう求めた。

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同日、王副局長は河北省で化学薬品工場の事故を想定した演習に参加。工場内に危険な化学薬品が多数あり、気化した薬品が誘爆する恐れがあるとの想定で、救出訓練などを行った。

演習後、王副局長は「生産が急速に拡大する中、炭鉱事故や工場事故などは今後も多発する可能性がある」との認識を披露した。また、この日の演習を消防、警察などが協力して行ったことに言及、「事故の拡大を防ぐには、初動時に関係部門がスムーズに連携し、スピーディーで的確な対策をとることが不可欠」との見方を示し、関係者の自覚を促した。（翻訳・編集/KT）