2008年4月15日、北京市の北京展覧館に軍用車両や兵器などが運び込まれる様子が多くの市民に目撃された。

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対テロ対策か軍事演習か―。五輪開催も控え、何か一大事か、と緊張が走ったが、実はこれ、同16日から4日間開催される「第4回中国国際軍事博覧会」の準備作業。

この博覧会は専門家向けで一般には非公開。軍事用通信機器や対テロ機材など、戦闘のプロ用の、極めて機密性の高いものが多く出品されているのだという。

15日午前には、中国武装警察の軍用車両2台が会場内へ運びこまれた。ある専門家は、この2台は北京五輪のために特別に生産された車両であると語った。（翻訳・編集/MM）