Record China 2008年4月18日(金) 17時47分
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日本生まれのパンダ「雄浜(ユウヒン)」が四川省成都のパンダ繁殖研究基地で自然交配に成功。「雄浜」は年内にも父親となり、子供は「オリンピックベイビー」ということになる。写真は04年、日本から中国へ帰国した「雄兵」。
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2008年4月17日、中国新聞社。四川省成都のパンダ繁殖研究基地に贈られた日本生まれのパンダ「雄浜(ユウヒン)」が17日朝、初めての自然交配に成功した。「雄浜」は年内にも父親となり、子供は「オリンピックベイビー」ということになる。
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「雄浜」は2001年、和歌山県のアドベンチャーワールド生まれ。04年に中国へ贈られたときは体重86kgと小柄だったが、今では130kgに増え、立派な雄パンダに成長した。「雄浜」と繁殖研究基地のパンダは血縁関係が遠いため、その繁殖には大きな期待がかかっており、この4年間、パンダの繁殖期が訪れるたびに、繁殖研究基地の専門家が「雄浜」に他のパンダの交配を見せて繁殖意欲を促していたという。
しかし「雄浜」の交配は簡単にはいかなかった。08年3月、繁殖研究基地の「ユエンユエン」という雌パンダが発情期を迎え、「雄浜」と交配させようとしたが、どちらも経験不足のためか、気恥ずかしさのためか、なかなか交尾しようとしなかった。16日夜、今度は別の雌パンダ「マオマオ」が発情期を迎えたことで、「雄浜」との交配を促してみたところ、「雄浜」が“その気”になり、17日早朝、ついに交配に成功した。
08年1月に腸閉塞を起こし、一時は危険な状態にまで陥った「雄浜」が元気になった上、自然交配にも成功したことで、繁殖研究基地の専門家や職員たちも、その喜びはひとしおだ。(翻訳・編集/岡田)
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