Record China 2008年4月18日(金) 12時33分
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16日、広東省広州市の白雲国際空港で置き忘れられた黒い女性物のカバンが見つかった。中に入っていたのはなんと1億ドルもの札束だった…。写真は白雲国際空港。
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2008年4月16日、広東省広州市の白雲国際空港で置き忘れられた黒い女性物のカバンが見つかった。中に入っていたのはなんと1億ドルもの札束だった。広州日報が伝えた。
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16日夜、空港内で黒い女性物のカバンが置き忘れられているのが発見された。現在、広州市では中国最大の輸出入製品の見本市である広州交易会が開催中。すわ爆弾テロかと空港内は緊張に包まれた。ところが中身を確認したところ出てきたのはなんと札束。鮮やかな色彩で印刷された見たこともない外国通貨だったという。75万ドル、20万ドルなど驚くような数字が並んでおり、その合計金額はなんと1億6885万ドルに上ったという。
まさに天文学的な数値だが、実はこの通貨はハイパーインフレで知られるジンバブエドル。今年2月時点で年率16万%という信じられないような状態となっている。インフレ率16万%なら現在1ジンバブエドルの品物が1年後には1600ジンバブエドルにまで値上がりしていることを意味する。
同国ではインフレにあわせて次々と高額紙幣が発行されており、今年4月には5000万ドル札まで発行された。1億6885万ジンバブエドルの価値は公式レートによれば日本円で約54万円となるが、実質レートではこれをはるかに下回るものとなる。なお落とし主は無事見つかったという。(翻訳・編集/KT)
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2008/1/21
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