日本人の魚の食べ方から学ぶ長寿の秘訣―中国メディア

Record China    2019年2月16日(土) 12時20分

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12日、人民網は、日本人の魚の食べ方について紹介する記事を掲載した。写真は焼き魚。

2019年2月12日、人民網は、日本人の魚の食べ方について紹介する記事を掲載した。

記事は、「日本は平均寿命が最も長い国の一つで、これは日本人の食習慣と密接な関係がある」と紹介。「日本料理は世界一健康な料理とも言われている。海産物は古くから日本人の主要な食物で栄養源となってきた」とし、魚の食べ方について日本人が積み上げてきた「経験」について伝えた。

まず、日本人がいかに魚好きであるかについて、「1人当たり年間100キロ以上の魚を食べている」と紹介。沖縄の100歳以上の人口の割合の高さに言及し、「沖縄国際大学の専門家が長年研究した結果、特に海魚をよく食べることが長寿と関係があるとの結論に至った」と説明した。

記事によると、「中国人も魚をよく食べるが、淡水魚が多い」そうだ。記事は「日本人がよく食べるのはマグロやサーモンなど。川魚と比べて栄養が豊富で、DHAが多く含まれている。不飽和脂肪酸も多いため、血圧を下げ心臓病の発症率を抑えることができる」と論じた。また、「日本人がよく食べるタコやサンマ、カキなどにはタウリンが豊富に含まれており、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らすことができる」と伝えた。

その上で、日本人の魚の食べ方について紹介。「鮮度」が非常に重視され、刺身などの生食は当日捕れた魚を使用し、「スーパーでは夜7時を過ぎると魚が半額になるが、これは、日本人は普通は夜を越した魚は食べないからだ」と伝えた。また、「生、焼き、揚げ」が日本人の主な魚の食べ方だとも紹介した。

さらに、味付けについても中国とは異なり、「あまり多くの調味料を使わない」と指摘。「基本的にワサビ、しょうゆ、塩、ショウガだけだが、ワサビには解毒作用があり、虫歯やガンの予防にもなる。ショウガは血液の循環を促進し、体を温めて風邪予防になる」と長寿の秘訣(ひけつ)を紹介した。他にも「日本人は季節の魚にこだわる」ことも伝えた。(翻訳・編集/山中)

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