<チベット>中国の主権認める、カルフール不買運動受け記者会見―仏大使

Record China    2008年4月20日(日) 20時48分

拡大

18日、エルベ・ラドソー駐中国フランス大使は記者会見で、フランス政府はチベット問題に関して中国の主権を尊重すると発言、中国で高まる対仏批判に配慮する姿勢を見せた。写真は「車椅子の天使」金昌さん。

(1 / 10 枚)

2008年4月18日、エルベ・ラドソー在中国フランス大使は記者会見を開き、フランス政府はチベット問題に関して中国の主権を尊重すると発言、中国で高まるフランス批判に配慮する姿勢を見せた。新京報が伝えた。

その他の写真

中仏関係は「史上最良」とまで言われた蜜月関係からチベット問題によって一気に緊張。仏大手スーパー・カルフールの不買運動、仏大使館へのデモと中国側の反仏感情は日に日に高まりを見せている。

ラドソー大使は仏政府はチベットに関して中国の主権を尊重し、五輪関連の事件についても中国の立場を尊重すると発言した。パリで市庁舎にチベット旗が掲げられ、ダライ・ラマ14世に名誉市民の称号が贈られた件に関しては「市政府と仏政府の立場は違う」と言明、中国への配慮を示した。

また、パリ聖火リレー走者で妨害者からトーチを守ったとして一躍注目を浴びている「車椅子の天使」金昌(ジン・ジン)さんに対しては「私も胸が痛んだ。ぜひお会いして謝罪したい」とコメントしている。なお五輪開会式をサルコジ大統領がボイコットするかどうかが注目されているが、「最終決定は下っていない」としてコメントを避けた。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携