自民党議員、国会で「尖閣諸島単体の天気予報を発表すべき。中国はもうやっている」と主張―中国メディア

Record China    2017年6月6日(火) 14時0分

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5日、環球網は、自民党の山田宏参院議員が参院決算委員会で尖閣諸島単体の天気予報を放送すべきとの意見を示したことを「身の程知らずな要求」とのタイトルで報じた。資料写真。

2017年6月5日、環球網は、自民党の山田宏参院議員が参院決算委員会で尖閣諸島単体の天気予報を放送すべきとの意見を示したことを「身の程知らずな要求」とのタイトルで報じた。

山田議員は5日の同委員会で「中国政府はすでに尖閣諸島の天気予報を実施しているが、日本政府は石垣島地方に含めているだけで、単体での天気予報を発表してない」と発言するとともに、橋田俊彦気象庁長官に技術的な問題の有無について質問。橋田長官は「技術的に問題はないはずだ」と回答したという。

山田議員から見解を求められた安倍晋三首相は「気象庁は全国を142の地域に分けて気象情報を発表しており、尖閣諸島は石垣島地方に入っている」と答弁。山田議員から「142を143に増やして、尖閣諸島単体の天気予報を発表してはどうか」と求められると「政治的には問題ないが、気象庁での検討が必要」と答えた。

記事は、「釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題で日本当局はこそこそした動きを絶えず行っている」と指摘し、さらに中国中央気象台が2012年9月、当時の民主党政権が尖閣諸島を国有化した直後から中央テレビ(CCTV)の天気予報番組で尖閣諸島およびその周辺海域の天気予報を放送するようになったことを説明。国家海洋予報台もCCTVのニュース番組内で尖閣諸島付近の海洋予報を発表しているという。(翻訳・編集/川尻

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