中国で婚姻率が4年連続の減少!ネットでは当局のスローガン皮肉る声も

Record China    2018年8月18日(土) 19時40分

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中国メディアの頭条新聞は12日、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)の公式アカウントを通じて中国の婚姻率が4年連続で減少したと紹介した。 写真は中国の結婚証明書。

中国メディアの頭条新聞は12日、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)の公式アカウントを通じて中国の婚姻率が4年連続で減少したと紹介した。

記事は、民政部が発表した「2017年社会サービス発展統計官報」によれば、17年の婚姻登記数は前年比で7%減少したと紹介。婚姻登記率は4年連続の減少となるという。婚姻年齢はここ数年で変化してきており、晩婚化が顕著になっている。例えば、2012年までは20~24歳での結婚が、結婚した人のうち最も大きな比率を占めていたが、その後は25~29歳が大幅に上昇したという。

これに対し、中国のネットユーザーから「安心しな。もっと下がるから」「結婚は必需品ではなくなっている」など、今後も下落が続くという予想が多く寄せられた。

婚姻率が減少している理由については、「1990年代生まれは最も貧しい世代。みんなお金がなくて結婚できない」「婚姻率と出生率の減少は、高い不動産価格が大きく貢献している」「年を重ねるごとに結婚したくなくなる。重要なのは楽しくて自由であるということ」などの意見があった。

他には、「晩婚晩育、少生優生、幸福一生(晩婚で出産を遅らせ、少なく生んでよりよく育てれば、一生幸福)と言っていたじゃないか」とかつての共産党のスローガンを皮肉るユーザーや、「離婚率は着実に上昇」と主張するユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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