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20日、新華網が伝えたところによると、4月初旬、タクラマカン砂漠中央部で新彊考古学研究所の職員が野生のラクダが残したとみられる新しい痕跡を発見した。
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2008年4月20日、新華網が伝えたところによると、4月初旬、タクラマカン砂漠中央部で新彊考古学研究所の職員が野生のラクダが残したとみられる新しい痕跡を発見した。
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場所は克里雅(カーリーヤー)河の集まるところから東へ数10km。以前人間が地下水を汲み上げるために掘った溝の周りに足跡が残っていた。発見の数日前に砂嵐が吹き荒れたのだが、現場に残されていた足跡や糞ははっきりと確認できる状態だった。
30年近く砂漠で研究活動を行っている研究所所長は「おそらく足跡は私達が到着した朝か前日の夜につけられたのだろう。人里から100km以上離れているので、家畜として飼われているラクダが残したものとは考えにくい。タクラマカン砂漠中央部で野生のラクダを見かけることは非常に稀なので、この発見は驚きだ」と語っている。
調査によると、現在、世界で野生のラクダの生息地は4か所で、合わせて1000頭にも満たない。そのうち約500頭が中国新彊ウイグル自治区ロプノール、タクラマカン砂漠東部の自然保護区などに生息している。(翻訳・編集/YY)
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