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7日、環球時報(電子版)によると、米国防総省は6日発表した報告書で、「中国がパキスタンに軍事基地を建設する可能性がある」と指摘した。資料写真。
2017年6月7日、環球時報(電子版)によると、米国防総省は6日発表した報告書で、「中国がパキスタンに軍事基地を建設する可能性がある」と指摘した。
これに対し、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は7日、「憶測にすぎない」と強調。「中国とパキスタンは友好関係を維持しており、長期に渡って幅広い分野で協力している。ともに利益を得るよう努力しているが、第3者に向かって何かを意図したものではない。(協力行為は)国際社会の承認を得ている」と話した。
報告書は、中国がパキスタンを含む友好国に軍事基地を建設する可能性があると指摘した。米国防総省は中国の今年の軍事支出が中国政府の発表を大幅に上回り、1800億ドル(約19兆7000億円)を超えると予測。南シナ海の南沙諸島では軍用滑走路、航空機の格納庫、通信施設、兵舎などの建設を進めており、完成すれば航空部隊3部隊の駐留が可能になるとしている。
華報道官は「中国の国防計画に対する妄想的な評論や、中国の領土主権維持に対してあれこれ主張するのであれば、中国は反対を表明する」と主張。中国が一貫して平和的な発展の道を歩み、アジア太平洋地域、世界平和に力を尽くしていると強調した。(翻訳・編集/大宮)
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