<卓球>平野美宇の中国のリーグ参戦は賛成すべきか、それとも反対すべきか―中国ネットは賛否両論

Record China    2017年6月12日(月) 11時20分

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今秋、平野美宇が中国のスーパーリーグに引き続き参戦する見通しだが、中国チームが高額な契約金を用意して平野獲得に動いているとの情報が流れ、中国ネットでは怒りの声も聞かれている。資料写真。

卓球のアジア選手権での金メダルに続き、世界卓球選手権では48年ぶりの女子シングルス銅メダルを獲得した日本の平野美宇。今秋、中国のスーパーリーグに引き続き参戦する見通しだが、中国チームが高額な契約金を用意して平野獲得に動いているとの情報が流れ、中国ネットでは怒りの声も聞かれている。中国のポータルサイト・捜狐がネットの反応をまとめ12日付で伝えた。

平野は、内モンゴルを拠点とするチーム「オルドス1980」に加入していた昨年から大きく成長し、数多くの名誉も獲得した。今年中国のリーグに参戦する際には契約金も跳ね上がると思われる。

すでに中国のチームが高額の契約金を用意し平野獲得に動いているとの情報が流れているが、ネットでは「なぜ高額なお金で日本人を招き、中国の技術を盗ませるのか?」といった声も聞かれた。「資金があるなら外国人選手ではなく、自国の選手育成に回すべき」「これでは日本が最大の受益者となる。中国の技術を学びたいならむしろ学費を払うべき」といった声が代表的だった。

一方で、「反対するなんて頭がおかしい。日本に限らず、世界中の選手に中国のリーグでプレーしてほしい。これは中国の卓球の発展につながり、大きな利益も生み出す。たとえ五輪で金メダルを取られても問題はない。日本で卓球に対する関心度が高まっていることは、市場の価値が上がったということを意味している。日中の対戦はとてもエキサイティングだ。日中の実力が拮抗(きっこう)することを願う。そうなれば卓球の発展に大いに役立つ」と冷静な声も聞かれている。(翻訳・編集/内山)

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