Record China 2008年4月22日(火) 17時51分
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20日、北京五輪聖火リレーのエベレスト(中国名:チョモランマ)登頂を控え、ネパール政府はベースキャンプに治安部隊を配備。チベット独立派の妨害を防ぐため、武器の使用も許されていることが明らかになった。写真は空から見たエベレストとその周辺。
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2008年4月20日、ロシア紙が伝えたところによると、5月上旬に予定されている北京五輪聖火リレーのエベレスト(中国名:チョモランマ)登頂を控え、ネパール政府はベースキャンプに治安部隊を配備。チベット独立派の妨害を防ぐため、武器の使用も許されていることが明らかになった。人民日報系「環球ネット」が報じた。
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最悪の展開として、武器が使用されその場面が中継されて聖火を見守る世界の視聴者の目にさらされる恐れさえある。中国にとっても北京五輪の開催そのものにとっても、打撃は計り知れない。聖火妨害に関連して国内で燃え広がった対仏抗議のデモも沈静化に向けて舵をとった中国政府としては何としても避けてほしいところ。逆に、「自爆テロ」への過激化までちらつかせ始めたチベット独立派の中の超過激勢力にとっては見逃せない動きであり、現地の緊張度は嫌がおうにも高まる見込み。
記事によると、ネパール政府は高度6600mの第2キャンプに、登山用品や最新の通信機器を装備した治安部隊を配備。「チベット独立派分子」によるネパール側からの妨害活動を阻止する。また、どうしても「反中国行動」が阻止できない場合は、必要に応じて武器の使用を許可する指示が出されていることも明かされた。
ネパール政府はすでに、5月1〜10日に一般人が高度7400mの第3キャンプより上に登ることを禁止している。(翻訳・編集/NN)
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