Record China 2017年6月13日(火) 15時30分
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騰訊新聞によると、タイ・プーケットのパトンビーチで12日、中国人観光客の女性4人が溺れる事故があった。タイでは最近、外国人観光客が海で溺れる事故が多発している。写真はプーケットのビーチ。
騰訊新聞によると、タイ・プーケットのパトンビーチで12日、中国人観光客の女性4人が溺れる事故があった。1人が重症、3人が軽傷を負ったが、いずれも命に別状はないという。
現地メディアによると、女性らは危険を示す赤いロープを超えて遊んでおり、複数の現地係員から注意を受けていたがこれを無視。心配した係員が事故に備えて4人を注意深く監視していたところ、10分ほどして4人が高波に巻き込まれた。すぐにライフセーバーが海に入り4人を救助、応急処置を施したうえで病院に搬送したという。
中国のネットユーザーからは、「警告を聞かなかったんだから自業自得」「海外旅行で問題を起こすのはいつも中国人。良いイメージを残すことはできないものか」など批判の声が寄せられる一方、「死ぬのが怖くない人はいないでしょ。4人はタイ語や英語が分からず、赤いロープの意味も理解していなかったのでは?」といった声も。また、「私が住んでる大連でも、よく地方から来た観光客が珍しがって大波の海に入る。私たち現地人は怖くて入れない」など、海の安全に対する知識に欠けていたのではという指摘も見られた。
タイでは最近、外国人観光客が海で溺れる事故が多発している。タイ観光スポーツ省によると、今年1月1日から6月6日までにタイの海で溺れた外国人は366人に上り、うち163人が死亡している。国籍別では中国が最多の73人。以下、ロシア51人、英国31人、インド26人、ドイツ24人と続いているそうだ。(翻訳・編集/北田)
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