中国でレンタルビジネスは成り立たない?「盗まれて倒産」相次ぐ―中国メディア

Record China    2017年7月5日(水) 17時20分

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中国のシェア自転車サービス「3Vbike」がわずか4カ月で倒産した。貸し出した自転車のほとんどが戻ってこなかったことが倒産の原因だという。写真は中国のシェア自転車。

2017年7月4日、人民日報によると、中国のシェア自転車サービス「3Vbike」が倒産した。重慶で同様のサービスを展開していた「悟空単車」に続く倒産となった。

3Vbikeのサービスが提供されていたのはわずか4カ月。5カ月で倒産に追い込まれた悟空単車以上の短命だった。倒産の原因は、貸し出した自転車のほとんどが戻ってこなかったことにある。

3Vbikeは河北省でサービスを開始した当初1000台余りの自転車を用意したが、瞬く間に盗まれ、戻ってきたのはたった数十台。ほぼ100%が持ち去られてしまったことになる。重慶の悟空単車も戻ってきた自転車は10%程度という状態で倒産した。

シェアの大部分を占める「ofo」と「摩拜(mobike)」の大手2社と比べると、後発の小規模運営会社は資金力がなく、知名度を上げてサービスを定着させるのも難しいという。

ビジネスとして成立せず、ただ多額の赤字を出すだけになりかねないシェアリング自転車サービスは市場から消える可能性もあると指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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