防犯カメラ設置したら逆にプライバシーがダダ漏れ、ネット上で家庭用ウェブカメラのIPアドレスが大流出、家の中を盗み見―中国

Record China    2017年6月20日(火) 7時40分

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18日、中国中央テレビは家庭で設置した防犯カメラの映像が盗み見されている実態について伝えた。資料写真。

2017年6月18日、中国中央テレビ(CCTV)は家庭で設置した防犯カメラの映像が盗み見されている実態について伝えた。

現在、多くの家庭にスマートカメラが取り付けられている。対応するアプリをダウンロードすれば、スマホからいつでも家の状況を見ることができる。例えば、お年寄りが家の中で安全に過ごしているか、ベビーシッターがちゃんと務めを果たしているか、泥棒がいないかなどが確認できる。しかしわれわれは、何百何千という見知らぬ目があなたの家を見ているかも知れないということを主人たちに提起しなければならない。

ネット上で「ウェブカメラ」と検索をかけるとさまざまなチャットコミュニティーが出現し、その中に入るとウェブカメラに関する情報交換が行われている。あるコミュニティーでは、一般家庭に設置したカメラのIPアドレスを映像閲覧ソフトとともに販売する者もいた。

そして、実際に購入してIPアドレスを入力してみると、ある民家のリビングでペットの犬が寝ている様子が映り、ソフト上でカメラの操作もできる。このコミュニティーには約2000人のメンバーがおり、200から400ものIPアドレスを含む新しいファイルが毎日のように公開され、1件あたり何百回もダウンロードされている。

カメラの映像が盗み見されていた家の主人は「誰でもわが家の様子を見られるって?危険すぎるではないか」と驚きを示した。この件についてすでに警察に連絡したという。(翻訳・編集/川尻

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