2008年4月23日、台湾「聯合晩報」によると、中国本土との窓口を担う「台湾海峡交流基会（海基会）」の理事長に就任が決まった国民党の江丙坤（ジアン・ビンクン）副主席が、7月4日に始まる中国本土との直行チャーター便に合わせ、本土観光客の受け入れも解禁する準備があることを明かした。中国新聞ネットが伝えた。

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江氏は国民党中央常務委員会（中常会）の席上で、直行チャーター便の週末運航と中国本土観光客の受け入れ、人民元両替の解禁などについて報告した。直行チャーター便の経路については、現行通りを原則とするが、最短経路を最良とする考えもあることを明かした。本土観光客については、直行チャーター便の週末運航に合わせて解禁したいとしている。

具体的な作業については、5月20日の就任式までは民間企業が、就任式以降は海基会と海峡両岸関係協会（海協）が引き継ぐとしている。（翻訳・編集/NN）