第20回上海国際映画祭が17日に開幕した。「Our Time Will Come」に代わって、デンマークのビレ・アウグスト監督がメガホンを握り、中国の劉亦菲(リウ・イーフェイ)がヒロインを演じた「烽火芳菲」(The Chinese Widow)がオープニングフィルムとして上映された。しかし、オープニングセレモニー終了後に同作品が上映されている途中、観客の多くが突然退出するという何とも気まずい状況になり、空席なしの大盛況となった昨年のオープニングフィルム「コールド・ウォー2」とは対照的な状況となった。一方、映画館・美●大戯院(マジェスティックシアター。●=王偏に其)では、日本映画「昼顔」の公式上映が行われ、600人収容のホールが満席になっただけでなく、外にまで数百メートルの長蛇の列ができるほどの大盛況となった。そして、ファンらが静かに並んで、舞台挨拶に登場する西谷弘監督やヒロインの上戸彩と主演男優の斎藤工を一目見ようと待っていた。「昼顔」は、映画ファンが選んだ「オープニングフィルム」と揶揄する声も上がった。 中国青年網が伝えた。
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