人民網日本語版 2017年6月24日(土) 14時30分
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「日中友好は心と心の交流」。日中文化交流協会の副会長を務める、人気女優・栗原小巻はこのほど、第20回上海国際映画祭の正式イベント「日本映画週間」に送ったお祝いのメッセージでそのように表現し、「日中両国にとって、文化交流はとても重要な意義がある」と綴った。新華網が報じた。
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今年は中日国交正常化45周年に当たる。上海国際映画祭で日本映画週間が開催されるのは今回で12回目で、「昼顔」、「幼な子われらに生まれ」、「カノン」、「真田十勇士」などの日本映画が上映される。テーマも、家庭や恋愛、キャンパスなどバラエティに富み、日本社会のさまざまな側面を映し出している。同映画祭の他の部門でも、それぞれの分野に合わせて「3月のライオン」や「海よりもまだ深く」、「家族はつらいよ2」などの日本映画が上映される。今年の同映画祭では計20作品の日本映画が上映される。
在上海日本総領事館の片山和之総領事は、日本映画週間のオープニングセレモニーで、「私は、映画文化の交流を強化することは、各方面の交流や理解を深めることだと思う。映画は一つの国の社会の状況や文化の様子、流行などを反映しており、総合アートと言える。日中両国の映画文化交流がさらに拡大、深化することを願っている」と語った。
上海国際映画祭で日本映画を見るという、日本の専門家や映画ファンが増加している。片山総領事も映画ファンといい、「昨年、映画祭で、『人生の約束』を見て、とても印象深かった。その他、『廬山の恋(原題:廬山恋)』や『人、中年に到るや(原題:人到中年)』など、中国の1980年代の改革開放をテーマにした映画も大好き」と話した。
もう一人「映画ファン」の一人として複数の作品を鑑賞したのが、「3月のライオン」の大友啓史監督だ。大友監督は、中国の映画ファンを前に、人気アニメをどのように励まし系の映画にリメイクするかについて語ったほか、「同映画祭開催中、時間を見つけて、日本の他の監督の作品を鑑賞した。感じるものがあり、夢中になった」と語った。
近年、中国の映画館では毎年、日本映画が公開されている。うち、2015年の「STAND BY ME ドラえもん 」や16年の「君の名は。」などは大ヒットとなった。長年、関連の業務を取りまとめ、「日本映画週間」を主催している日中映画祭実行委員会の耿忠理事長は、「映画が両国の国民の心の距離を縮めてくれると信じている」と語る。
今年の同映画祭開催期間中、三島有紀子監督や西谷弘監督、雑賀俊郎監督、女優の田中麗奈、上戸彩、俳優の斎藤工などが駆けつけ、中国の観客と交流を展開する。日本映画週間のオープニング映画「幼な子われらに生まれ」で主演を務めた田中麗奈が、オープニングセレモニーで、中国語のメッセージを読むと、観客らは笑顔で拍手を送っていた。(提供/人民網日本語版・編集KN)
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