Record China 2017年6月24日(土) 9時50分
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卓球の中国オープンの男子ダブルス準決勝で、日本の張本智和・木造勇人組が中国ペアを破る大金星を挙げた。このニュースは、中国でも大きな注目を集めている。
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卓球の中国オープン(四川省成都市)の男子ダブルス準決勝で、日本の張本智和・木造勇人組が中国ペアを破る大金星を挙げた。このニュースは、中国でも大きな注目を集めている。
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張本・木造組は23日、世界選手権で金メダルを獲得している中国の許[日斤](シュー・シン)・樊振東(ファン・ジェンドン)組と対戦。第1、2ゲームを連取される苦しい展開になるも、そこから3ゲームを奪い返して3−2(6−11、5−11、11−7、11−9、14−12)で大逆転勝利。決勝進出を決め、銀メダル以上が確定した。
この一戦は中国のスポーツメディアのほか、中国新聞網などの主要メディアも報じており、「許[日斤]・樊振東組が番狂わせで敗退!」との見出しがある一方、新浪体育は「これは番狂わせと形容すべき試合だったのか」として、樊の試合後のインタビューを紹介。「2ゲームまでを見れば私たちが有利のように見えたと思うが5ゲームマッチ。2−1になった時、相手は希望が見えた。それに、私たちは運も含めて大事なところでうまく対応できなかった。相手に与えた隙が大きかった」と振り返った。
また、張本・木造組については「世間では張本選手への期待が大きいが、今日の試合ではサウスポーの選手(木造)の脅威の方が大きかった。世間はこの試合を我々と張本の対戦と見ていたが、今日の試合だけで言えば彼(木造)の方が良かった」と評価した。
中国のネットユーザーからは、「オープン大会だからそれほど大事じゃない」といった強気の声がある一方、「これでまた日本が調子に乗っちゃうな」「日本が力を付けてきてるってことなのか?」と危機感を示すような声も見られた。また、「スポーツでは勝つこともあれば負けることもある。感情的な批判じゃなく、冷静な分析が必要。中国を応援しようじゃないか」といったコメントも。このほか、解任された前中国卓球総監督の劉国梁(リウ・グオリアン)氏の復帰を求める声も少なくなかった。(翻訳・編集/北田)
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