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24日、アン・リー監督が、新作を準備していると伝えられた。待たれる新作は同性愛に題材をとったものにとなるという。写真はアン・リー。
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2008年4月24日、前年に「ラスト、コーション(色、戒)」でヴェネチア映画祭グランプリを獲得したアン・リー(李安)監督が、新作を準備していると伝えられた。待たれる新作は、監督3作目の「ゲイ映画」となるという。米「Hollywood Reporter」誌報道の中国新聞社による転電。
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「ウェディング・バンケット(1993)」「ブロークバック・マウンテン(2005)」と過去にも2作で同性愛を描き、高い評価を得ているアン・リー監督の新作は再度、ノンフィクションに題材をとったゲイ映画で、「Taking Woodstock」という仮タイトルがつけられている。これはゲイのデザイナー、エリオット・タイバー氏の回顧録「Taking Woodstock; A True Story of a Riot、 a Concert、 a Life」が原作。タイバー氏は「ロック史上最大の野外フェスティバル」として伝説的な1969年の「ウッドストック・フェスティバル」を立ち上げた人物で、ウッドストック実現までの道のりと、同性愛をカミングアウトする様をコミカルなタッチで描くものになるという。
前作「ラスト、コーション(色、戒)」では俳優陣が中国系で占められ、欧米人にはなじみの薄い時代背景を描いていたため、欧米市場では興行成績が思わしくなかった。次作では一転、アメリカの輝かしい時代を描き、ハリウッドでの起死回生を狙うことになる。クランクインは年末の予定で、ウッドストック開催40周年にあわせた来年の公開を目指す。(翻訳・編集/愛玉)
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