2008年4月24日、サウジアラビアが、08年の中国に対する原油輸出量を1日当たり10万バレルとする計画が明らかになった。サウジアラビアの政府関係者が語った。24日付香港・経済通が外電を引用して伝えた。

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サウジアラビアは今後3年で中国を同国5位以内の輸出国とすることを目標に掲げている。08年の輸出量は04年の1日当たり2万バレルから5倍に膨れ上がることになる。これまでサウジアラビアからの原油の引き受け先は、中国石油最大手で精製部門に強みを持つ、中国石油化工股〓（にんべんに分）有限公司が大部分を占めているという。

高度成長に伴い、中国で原油の需要が拡大していることが背景にある。中国石油化学工業協会の孟全生副会長によると、08年の中国の原油輸入依存度は47％となる見通し。（翻訳・編集/KS）